みなさんもフィリピンはタガログ語のイメージは無いでしょうか?
事実、セブ島に長く居たと言うとタガログ?と聞かれる事が多いです。
しかし、セブ島は世界第3位の英語の国です!!
何故東南アジアの一国フィリピンで英語がここまで浸透したのか?
それはフィリピンの歴史にあった!!
【スペイン植民地時代】
1521年
ポルトガル人探検家マゼランがスペイン国王からの命令で世界一周の航海中にフィリピンのセブ島のとなりマクタン島に立ち寄る。
マクタン島に上陸したマゼランは、マクタン島はスペイン領と宣言。
それに激怒した当時の首長ラプラプと交戦状態に入りマゼランが戦死する。
1565年
その後もスペインは兵士をフィリピンに送りこみボホール島を制圧
1571年
首都マニラも制圧、フィリピンをスペインの植民地にする。
1887年
スペイン植民地時代にヨーロッパに留学していた元フィリピン人ホセ・リサールを中心とした若き指導者たちフィリピン独立運動始まる。
【アメリカ植民地時代】
1898年
アメリカに騙されわずか3ヶ月のみのフィリピン独立国家に終わる。スペインが2000万ドルでアメリカにフィリピンを売る。
ここから約40年アメリカ植民地時代が始まる。
このころに小学校から大学まで授業は全て英語で行われるようになります。
1941年
太平洋戦争勃発 日本軍がマニラに攻め込みアメリカ軍がマニラを放棄
【日本植民地時代】
1942年
日本軍がフィリピンを制圧
【アメリカ植民地時代2度目】
1945年
アメリカ軍がマニラに上陸しフィリピンを奪還する。1945/8/15日本軍、戦争に負け無条件降伏する(終戦記念日に設定される)。
【フィリピン時代】
1946年
フィリピン念願の独立。フィリピン共和国成立。
その後今に至る。。。。
これを見る限り、フィリピンはアメリカ植民地時代から英語の教育というよりも日常生活に英語が不可欠になり、当たり前に話せるようになった経緯があります。
世界的に見てもフィリピンの英語力は高く、アメリカのコールセンターのほとんどが実はフィリピンにあるくらいです。