留学に少しでも興味がある人なら、「フィリピン留学」や「セブ島留学」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
最近では、フィリピンの語学学校で日常会話レベルの英語を身につけ、その後にオーストラリアなどでワーホリや語学留学をする「2カ国留学」が主流になっています。
ではなぜ、ワーホリの前にフィリピン留学すべきなのか、その理由は次の3つです。
1. 物価が安いので、費用を抑えられる
2. 学習環境がよく、英語が効率的に上達する
3. ワーホリで密度の濃い実践が積め、収入も上がる
それでは、順番にお話しします。
1. 物価が安いので、費用を抑えられる
フィリピンの物価は日本の1/3ほどです。そのため、授業料や生活費が欧米に比べて安く抑えられます。
では、どのくらい安いのかをオーストラリアと比べてみましょう。
授業料、生活費、諸々の経費をすべて含めた両者の1ヶ月の総予算は…
フィリピン : 12～17万円
オーストラリア : 20～25万円
となります。
もちろん、選ぶ学校や期間など、ケースによって料金は異なってきますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
あなたの希望をヒアリングし、最適なプランをお伝えしますので、そちらを見ながら検討してみるのもいいでしょう。
上記に航空費は含まれていませんが、一度フィリピンを経由する航空費を考えても、2ヶ国語留学の方が高くなることはないでしょう。
セブ・パシフィックや、ジェットスターなどの格安航空会社（LCC）をうまく利用すれば、片道数千円で済む場合もあります。
今回、内訳などの詳しいお話は省略します。
こちらは別の機会にしっかりとお話しします。
2. 学習環境がよく、英語が効率的に上達する
次に、フィリピンと欧米の語学学校を比べてみます。
【レッスンの基本形態】
フィリピン：マンツーマンレッスン
欧米 ：10～15人でレッスン
【1日の学習時間】
フィリピン：10時間
欧米 ：4時間
フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンが中心で、グループワークも５人前後の少人数で行われます。なので、自分が発言する機会が非常に多くなります。
特にマンツーマンのときは、生徒が自分一人なので、講師が自分に一番合った指導をしてくれるというメリットもあります。
欧米の語学学校は、10～15人程度のグループワークが基本で、レッスン中に自分が発言できる時間は多くても5～10分程度です。
1日の学習時間自体も差があり、フィリピンで学習した方が英語の力が伸びることは間違いありません。
一般的に、フィリピン留学の方が欧米留学よりも2～3倍は伸びると言われています。
学習環境に関しても、詳しくは別の場でお話ししますが、詳細や学校ごとの環境が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
3. ワーホリで密度の濃い実践が積め、収入も上がる
フィリピン留学ですでに英語の基礎を身につけていれば、2カ国目のワーホリではスタートダッシュを切ることができます。
言語の壁がなくなり、よりスムーズに環境に馴染むことができるからです。
正直、英語を使わないでもできる仕事はありますが、当然のように英語を使う機会は減ります。
これが、日常会話レベルの英語を身につけておけば、現地の人たちと肩を並べて働くことができます。
なので、フィリピン留学をするかしないかで、ワーホリ中に積める経験にも差が出てきます。
さらに、収入にも影響が出ます。
例えばオーストラリアの場合、
英語ができなくても働ける日本食レストランでは、時給10〜12ドルほどが相場ですが、これが地元のカフェになると、時給16〜18ドルほどに上がります。
仮に時給が6ドル違い、月に140時間働くとすると、
6ドル×140時間=840ドル
1ヶ月で840ドル収入が増えます。
これが6ヶ月間だと、
840ドル×6ヶ月=5040ドル
つまり、フィリピン留学の費用を補えるケースも珍しくはありません。
もし、他国の文化体験や、悠々自適な生活が目的であれば、最初からワーキングホリデーをしても良いでしょう。
ただ、それに加えて英語の能力を身につけたいのであれば、2カ国留学は必須といえるかもしれません。
まとめ
1カ国目のフィリピン留学では、
物価が安いので留学費用が欧米よりも格安ですみ、学習環境が良いので英語の能力が欧米よりも身につきます。
続く2カ国目のワーホリでは、
より実践を積め、収入が上がる環境に飛び込めます。
留学のみやワーホリのみを考えている方は、一度2カ国留学を検討してみるのも良いかもしれませんね。
留学やその後のキャリアについては、どんな些細なことでもお気軽にご連絡ください。
