この質問も結構多いです。実際写真だけじゃ分からないので1人部屋ならまだしも3人部屋の場合は本来1人部屋の大きさの部屋を3人部屋にしていたりもします。
まず、1人部屋か相部屋のどちらがいいかを決めましょう。
【1人部屋のメリット】
完全に「プライベートな空間」を持てることです。やっぱり個室が欲しい人は1人部屋を選択する以外は、他でプライベートを確保することは難しいです。例えば日本の彼氏彼女に電話したり、音楽をかけることもできますし、YouTubeも見れます。目覚まし時計も好きな時間に鳴らせますし、貴重品類をそのままでも特に気を遣わなくて大丈夫です。
【1人部屋のデメリット】
まず「値段」です。相部屋よりも当然割高になります。また、相部屋よりも友だちができにくいです。ただ、同じ日に入学した学生さん、いわゆる「バッチメイト」や、グループクラスの学生とは仲良くなれますので、そこまで心配することはないでしょう。
※1人部屋で注意しておくべき点は、学校によっては個室であっても、部屋にトイレやシャワーがなく、共同になってしまう場合があることです。数人で共有することもあれば、1つの部屋を仕切ってシャワーとバスは共有というパターンもあります。トイレやバスが共同だと困る方は、かならず事前に学校に確認するようにしましょう。
【相部屋のメリット】
やはり「値段」です。人数が多くなればなるほど値段は安くなります。
そのほかの相部屋のメリットは「友だちができやすい」ことです。特に入学間もない頃は、右も左もわからないので、ルームメイトが学校生活のことやフィリピン・セブのことをなにかと教えてくれてかなり心強いです。最初は相部屋にして、学校に慣れてきたら個室に移るというのもひとつの手だと思います。
後、共同生活をすることになるので、ルームメイトが外国人の場合、英語で常にやり取りをしなければならないため、それもいい勉強になったとの感想を聞きます。
【相部屋のデメリット】
よくある問題として就寝時のイビキや歯ぎしり、寝言が挙げられます。ただ、ルームメイトの問題で部屋を変えて欲しいと学校に言うと、空き部屋があれば通常は変えてくれます。(ただその際1人部屋になる場合は差額をお支払いしていただくケースがあります)
その他の相部屋のデメリットは、ルームメイトによって部屋が「溜まり場」のようになってしまって、部屋で勉強や本を読んだり集中出来ないとか、やたらと話しかけられたり遊びの誘いを受けたりするので、自分の時間を持てなくなることです。(その場合は学校のスタッフに相談したり、ライブラリーで勉強することができます)
では相部屋にする場合は何人部屋がいいでしょうか?
2人部屋か3人以上の部屋ならどっちがいいか、よくご相談を受けることがありますが、結論からいうとどっちがいいかはルームメイト次第です。
2人部屋の場合、ルームメイトと気が合うか合わないかは重要です。気が合わないと空気を重く感じストレスになってしまいます。もし英語がご自分よりうまいルームメイトにあたったらラッキーです。普段の生活で、ルームメイトからも英語を学ぶことができるでしょう。後、基本的に日本人資本の学校は日本人と相部屋になる可能性が高いです。やはり日本人と2人だと英語で会話するのは難しいと思います。なので2人部屋を希望で英語を伸ばしたい人は韓国資本の2人部屋にすることをおススメします。
3人以上の部屋の場合、もし気の合わないルームメイトが1人いたとしても、他のルームメイトがいれば中和されてそれほど気にならなくなるというメリットもあります。ワイワイしながら生活するのが好きな方は、3人以上の相部屋で問題ないでしょう。
韓国系の学校に行くと残りのルームメイトは韓国人学生になる率が高いです。その場合、3人の内2人が韓国人、1人が日本人となり韓国人同士はやはり韓国語で話しますので、ちょっと疎外感を感じてしまうこともあります。後当然ながら部屋で英語を話す機会は減ってしまいます。ただ、どんどん輪に入っていけば自然と彼ら、彼女らも英語で話そうとしてくれます。
後、社会人の方は、個室を選ばれることが多いです。特に春休み、GW、夏休み、冬休みは学生が多いので、相部屋にしてあまりに若い人たちのノリについていけず、結局1人部屋に変えてもらったという方もおられます。逆に、社会人の方でも昔味わった学生時代の感覚を体験したいと思われたら、ぜひ相部屋を選択されるといいでしょう。