初めて海外へ旅行をする時、日本にない習慣やカルチャーがあったりして戸惑うこともあると思います。
チップもその一つでアメリカやヨーロッパへ旅行した事のある方はホテルやレストランのウェイターやボーイ等に手渡す習慣がありますよね。
日本は既にサービス料として入っているため、このようなことは無いのですが、実際セブはどうなのでしょうか?
チップはホテルでボーイやベルマンからサービスを受けたり、レストランでウェイターなどにサービス料として支払う小さな料金のことです。
アメリカではホテルの場合、1-2ドル(約120-240円)の支払いを行い、レストランでは合計金額の15-20%(約1800-2400円)を支払うのが普通になっていますね。
ヨーロッパ、英語圏の国ではチップボックスやチップの支払いが必要な施設やサービスが多いです。
英語圏でアメリカの習慣も取り入れてあるフィリピンでは実際どうなのでしょうか?
実はフィリピンのホテルやレストランのほとんどの場合、日本と同じくサービス料が自前に含まれている事が多いので、チップを支払う必要が無いです。
お店によっては別途サービス料(Service Charge)を請求するお店もありますが、レシート等に書いてあることが多く、大体、合計金額の10-15%程度支払われるようになっています。レシートにある場合はアメリカのように計算する必要なく、合計金額を支払えばそれで大丈夫です。
もちろん、チップ代を払うことには別に問題はありません。留学生もマッサージやタクシーなどのサービスが良いと思うと、自らチップを置いてく事もあります。
例えば、マッサージなど200-300ペソ(約540-810円)でかなりいい待遇を受けれるのでキモチとしてプラス20ペソを置いてきたり。タクシーに関してもマクタン島まで運転してくれたり、運転手と仲良くなったりすると、感謝の気持ちとしてお釣りはいらないとも渡すこともあります。
特に決まった金額は無く、余ったお釣りや20-50ペソ(約40-100円)程度で十分です。コーヒーショップ等に行くと、チップボックスなどもありますが、強制ではありません。
マクタン島にあるリゾートも「全面チップ禁止」という場所もあったりして、やはりフィリピンはチップの習慣があまり強くない国だと感じることでしょう。